本日茨城太平洋クラブ美野里コースで開催中ですね。今年と去年太平洋クラブのメンバーの方と一緒にプレーしましたがフラットなものの、戦略的な素晴らしいコースであったと記憶しています。残念ながらスコアは散々な結果ではありましたが、TVを視聴するとプレーしたことを思いだされます。
さて、第2日は3位から出た申ジエ選手（韓国）が65をマークし、通算13アンダーで首位に立ちました。常に落ち着いたプレーで、同じ組でまわるイ・ミニョン選手は11アンダー（韓国）3位とともに、上位に強力な選手がいます。
そんな中、木村彩子選手が1打差2位12アンダーにつけています。最終日はその3名でまわることになるでしょうから、韓国選手に引っ張られ、集中していいスコアを出して初優勝をなんとかつかみ取ってもらいたいですね。
また、19歳の西郷選手も首位4打差の9アンダーにつけています。同じく9アンダーには初日首位の藤田いさき、ぺ・ソンウ（韓国）の選手がいます。この6名から優勝者がでるのでしょうか。8アンダーには5名がいますので、畑岡奈紗、勝みなみ、西村優菜もでてくるかもしれません。
さて木村彩子選手はどのような選手なのでしょうか。
ページコンテンツ
2020TOTOジャパンクラシック最終日、木村彩子さんとは
木村彩子（きむらあやこ）さん
1995年11月2日生まれ
大阪府枚方市出身
身長155cm 血液型 O型
聖徳大学付属女子高等学校（千葉県）出身
10歳でゴルフを始め、中学生時代からは仲村満に師事
千葉県ジュニア選手権競技（高校女子の部）連覇（2011年、2012年)
2015年7月31日プロテスト合格
木村彩子 オフィシャルウェブサイト WiKiより
最近の試合では今年9月にJFE瀬戸内海GC（岡山）で開催された2020年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯最終日では惜しくも2位、今回はぜひとも初優勝して欲しいですね。
スポーツ歴は水泳をされていたようです。全身運動の水泳の経験者はゴルフの上位に来ることが結構あると、昨日のTV解説者の戸張捷氏も言っていました。趣味がEXILEのライブ観戦で、好きな色が赤ということで内に秘めた強い気持ちが感じられますよね。最終日現在16番終わって首位と3打差頑張って欲しいですね。
2020TOTOジャパンクラシック最終日、西郷真央さんとは
西郷真央（さいごうまお）さん
2001年10月8日生まれ
千葉県船橋市出身
身長 158cm 血液型AB型
麗澤高校（千葉県）出身
5歳でゴルフを始める
日本女子アマチュア選手権優勝（2019年）
2018年プロテスト合格、2020年1月1日LPGA入会
ALBA ネット GDOニュースより
2019年のアマチュア選手権大会で優勝していますが、18年大会は高校の1年先輩である吉田優利が制しており、同一高校による大会連覇は史上初だったようです。同年プロテストに合格。本当にとんとん拍子で結果をだしていますね。
現在激芯ゴルフ93期生への道を見ていますが、簡単にプロテストに合格するのはできなくて、何度もチャレンジしていますよね。最終テストの20位タイまで合格しないことにはJLPGAで活躍できなくなったのですから、制度変更に翻弄されるというのはつらいことですよね。
尾崎将司が主宰するジャンボ尾崎ゴルフアカデミーの1期生で、師匠からは「せごどん」の愛称で呼ばれているそうです。西郷さんという名字からどっしり構えるゴルフをするのでしょうか。しかしお笑い鑑賞が趣味ということですから第7世代を見ながら笑っている姿が想像できますね。
2020TOTOジャパンクラシック最終日、現在申ジエ選手に続く笹生優花さんとは
笹生優花（ささおゆうか）さん
2001年6月20日生まれ
フィリピン生まれ
身長 166cm
8歳でゴルフを始める
フィリピン女子ツアー「ICTSI Eagle Ridge Ladies Invitational」優勝（2016年）
2018年「アジア大会」の女子個人戦で金メダルを獲得
2018、19年「フィリピン女子オープン」連覇
2019年初開催の「オーガスタ女子アマ」では日本から出場した安田祐香とともに3位
2019年プロテスト合格
GDOニュースより
エキゾチックな顔立ちですね。フィリピン生まれで日本人の父・正和さんとフィリピン人の母・フリッツィさんの間に生まれ、両国の国籍を持つようです。
父の影響で8歳からゴルフを始め数々の結果を残しています。
プロテスト合格後は尾崎将司の“ジャンボ邸”に通って腕を磨いたそうです。やはりジャンボ尾崎を師と仰ぐ選手は多く、その中でも悔過をだしていますね。
20年「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」でツアー初優勝。同年「ニトリレディス」で2勝目を挙げています。畑岡奈紗らの記録（8試合）を更新するプロ3試合目で生涯獲得賞金5000万円突破しています。ハーフだからということはないのかもしれませんが、ここ一番の勝負強さは母親譲りなのでしょうか。
好きなことはきょうだいでキャッチボール、寝ることということですがから、ツアーを転戦しても眠れられないということはなく、常に平常心でいられるのかもしれません。好きな食べ物はカレーと庶民的な一面も。憧れの選手はロリー・マキロイ、タイガー・ウッズ
とやはり海外のトップ選手ということで世界を目指しているのがうかがえますね。
2020TOTOジャパンクラシック最終日、やはり優勝は申ジエ選手、底力の違いに圧倒
これからＴＶ放送が始まるところですが、最後にまた申ジエ選手がひとつスコアを伸ばしてトータル19アンダーで今日が6アンダー、前半34、後半32のスコアで、17番のパー5はイーグルですから太刀打ちできませんね。
2位に入った笹生優花選手もトータル16アンダーで今日が9アンダー、前半32、後半31のスコアですばらしい追い上げを見せてくれましたが、申ジエ選手の方が一枚も二枚も上手でした。
期待していた木村選手はトータル13アンダーで日が1アンダー、前半34、後半37ですから、後半が笹生選手の爆発があればなあと思うばかりです。
西郷選手はトータル9アンダーで今日がイーブンパー、前半36、後半36でスコアアップできませんでした。両選手とも次回にぜひ期待したいと思います。
これからはできたらインターネット視聴によりライブで見ながら報告したいと思います。
